北海道夏の陣5

冬に始発列車の札幌行きスーパーカムイを逃し
留萌本線を走破することができませんでしたが、今回は
無事乗ることができました。
ということでまず、旭川から深川を経由し増毛へ。


増毛行きの列車は留萌で30分ほど止まりますが
駅そばは開店時間前で何もすることありませんでした。
ちなみに留萌駅では増毛駅硬券入場券を買うことができますが
今のところ髪の悩みはなかったので購入せず。


増毛から深川に戻り滝川に向かいます。
次に乗るは滝川発釧路行き2429D。この列車は定期普通列車として
最長の運転距離を誇ることもありその方面では有名な列車です。
実際のところ、トワイライトEXPの遅延のおかげで一時は新得で下車し
完全乗車をあきらめていたのですが、スケジュールをなんとかやりくりして
時間を確保できました。


途中のフラノール富良野までは行楽シーズンということもあり
立っている人も多かったですが、富良野から先は一気に人が減り
しかも1両増結して2両となるため余裕で座れます。


富良野から先、新得を過ぎるぐらいまでは狩勝峠*1をはじめ
北海道の雄大な自然と大地を眺めることができます。
ここ通るのは夏がおすすめ。キハ40系は窓を開けることもできるので
外からの涼しい風も入ってきます。走行音はうるさいけど。


途中にはこんなユニークな駅もあります。特急列車では見られない一幕。
「弗」の字を$に見立てているんですね。
ちなみにIMEで「どる」を変換すると、ちゃんと(?)「弗」の字を出してくれます(笑)


釧路に近づいてくると、海が見えます。この辺は窓開けてると風が寒く感じるかも。


秘境駅のひとつとされる、古瀬駅。
しかし写真撮影などで一旦降りる同志が何名かいたため、あまり秘境っぽくないw


そして滝川から8時間2分かけて、釧路に到着。
有人改札にて完全乗車証明書をもらいました。


1時間ほどのインターバルの間にお土産や夕食を物色し
スーパーおおぞらで札幌へといきます。


こちらは、駅で買った「さんぼう寿司」。
お醤油がついていましたがつけなくとも美味しかった。
サンマはこれからの時期が旬で一番美味しいのかもしれませんが…


札幌までは約4時間。滝川から8時間かかったことを考えると
特急列車は速くて便利ですね。
しかしそこを敢えてゆっくり進むのも、旅のひとつでしょう。

*1:日本三台車窓のひとつとされているが、現在は別ルートを通っている。