GW四国・九州旅行記2

徳島で一泊し、再び来た道を戻ります。
後免から高知に行って、そこで一泊してしまうと
徳島線を通らないことが判明したための苦肉の策ですw



朝一番の特急「剣山」に乗ります。
7時前と早い時間でしたが、寝坊せずに来ることができました。



よしの川ブルーライン」の愛称をもつこの路線は
その名の通り吉野川沿いを通ります。
(実際には、ずっと川沿いかって言うとそうでもないですがw)



1時間ちょっとで土讃線との合流点、阿波池田に到着。
徳島から西、高松からは南西方向にそれぞれ70キロちょっと(鉄道路線での距離)。



駅前の様子。
連休期間の朝ということもあってか、静かです。



阿波池田からは、土讃線を南に向かいます。
この区間でも吉野川は見えますし、眺めもいいかもしれません。



特急列車で数分、大歩危で下車。



ホームにはかずら橋のモデルがありますが
今回は実物(と言っても、観光客むけに整備されていますが…)を見に行きます。



駅長もいました、由来とかはしらない(ぁ



駅の外にでると、すぐ山が立ちはばかっています。



外からみた駅舎。



かずら橋へは、バスで行くことができます(約20分)。
だいたいが特急列車にあわせて運行されています。
その道のりの風景もなかなかのものです。



さて、かずら橋へと到着。
すぐ近くには自動車も通るような橋がありますので、そこから撮影。



このかずら橋は、その名の通り「かずら」(蔓、つる)で作られた橋で
弘法大師が村人のために架けたとか、逃げ込んだ平氏が追手から逃れるため
すぐ落とせるつくりにしたとかいった説があります。



実際に渡れる(有料、500円)ということなので渡ってみます。
遠目から見ればたいしたことないように見えますが
実際に渡ってみると意外と足元の隙間が大きく、また、人の通行で
少々揺れるため、怖いです。
足元の隙間、10〜15cmあったような気がしますが、
この独特のスリル(?)は実際に足を運んでみないとわからないとも思います。


ちなみに、この橋は観光客向けということもあり、よく見ると
金属製のワイヤーや針金で補強されています。
また、三年に一度架けかえも行われています。



橋の中央付近で川の上流側を撮影。
先ほどの写真もそうですがカメラを落としたりしないかずっとハラハラしてましたw
ネックストラップがあったほうがいいかもしれません。



天気がよければ、下にいくこともできます。
川のせせらぎに耳を傾けて…なんてのもいいですが、
「天気がよければ」ですので、降雨時はもちろん
上流に雲がかかっている場合は増水し大変危険ですから
絶対におりないでください。



さて、鉄道の旅に戻ります。
今度は土讃線を北に進みます。
去り際に大歩危峡をもう一回撮影。
やっぱりこっちのほうが徳島線より景色いいね(ぁ



高松の少し手前、瀬戸大橋線の分岐点、宇多津に到着。
これから松山に向かいます。
本当はそのさらに手前の多度津で乗り換え可能ですが
例によって完全制覇のためですw



予讃線の風景はこんな感じ。海側の座席に座れば
海も時折見えます。



お昼の時間になったので、お弁当タイム。
瀬戸大橋開通25年を記念した「さぬきうまげな菜彩弁当」。
四国の郷土料理を詰めたお弁当でした。
個人的には右の「てっぱい」(香川県?)がよかったです。


ちなみに、JR四国内での車内販売は一部区間しかやってないので
時間があれば駅などで弁当を買うほうがいいかも。



宇多津から約2時間で松山に到着。
この「アンパンマン列車」にはさまざまなバリエーションがあります。



外から撮影。



一息ついて、内子線へ。
基本的に山あいの区間を走ります。
松山から南にある宇和島へは、他に海沿いを走る路線(予讃線)がありますが
遠回りとなり特急列車はすべてこちらを通過します。



その予讃線との合流点となる、伊予大洲です。
ここから、海沿いの路線を走る列車に乗る予定でしたが
時刻表を見間違ったようで、列車がきません…



仕方が無いので、スイーツタイム。
スイートポテトは徳島で買って、残りは松山で買った分。
その中でも「志ぐれ」(中央左、大洲市の郷土菓子らしい)が
もちもちした食感と、適度な甘さとでGOODでした。
(左上のは「山田屋まんじゅう」と呼ばれるお菓子、これもGOOD。)



ようやく列車がきて、今度は予讃線を通り松山に戻ります。



やがて海も見えてきます。
手前の道は「夕やけこやけライン」なる愛称がついてるそうです。


さて、このまますぐ松山には戻らずに、ある場所に寄ります。



この構図、どこかで見たことはないでしょうか…?



ここは、「下灘駅」と呼ばれる駅で
JRの「青春18きっぷ」のポスター図案にもなっている駅です。
松山駅からは普通列車で約1時間。






地元住民の手入れが行き届いており、非常にきれいです。
この日は晴れていたものの、雲が多く思ったような
写真は撮れませんでした、残念。
まあ、誰かが撮ったのと同じ構図で撮って
なにが良いの?って人もいるかもしれませんが。



パノラマ写真なんかも撮ってみる…
ちなみに、多いときは十数人ぐらいの人がいて
写真撮影したりしていましたが
多くの人が車あるいはバイクで来ていました。
まあ、列車が少ないってのもありますけどね。



その列車を待ってたら、実際1時間半ぐらい待ったわけだしw
日もおちてだいぶ暗くなってしまいました。



松山といえば道後温泉!3千年の歴史に浸かってきました。


松山駅に戻り、一旦ホテルにチェックインしてから着いたのが
22時前とかいう時間でしたが、まだ営業していました。
営業時間は6時〜23時とかなり長め。
シャンプー、石鹸といったものは置かれてないので
持ち込むか、現地で購入してくださいね。